実業家のホリエモン氏は現在、北海道を拠点にロケット事業に携わっている。彼のように先見の明がある方はまだ、国内で皆が注目する何年も前に動き出し、ブームが来た頃には既に10年位先を走っている事になるのだろう。
今回の記事ではホリエモンが何故、宇宙に夢中になっているのか?予想をしてみた。
さて、宇宙事業、ロケットがどのように社会貢献するのか?考えてみました。ホリエモンは随分前にこんな事を書籍に記している。「宇宙事業は輸送屋だ」「自動車産業のエンジン技術を宇宙に転用すべきだ」
つまり、宇宙と地球との間を行き来し、モノや人を運ぶ役割を担うのだ。また、国内の自動車産業縮小に手を打つべく、自動車業界は宇宙に目を向けて経営をシフトする事を提言していたのを記憶している。
ここからは完全に私個人的な予想なので外れる可能性があるが、彼は何を運ぼうとしているのか?どんな狙いがあるのか?可能性を考えてみた。
- 宇宙に開発される発電システムの資材輸送。(月面小型原子力発電や巨大太陽光パネルの建築等)
- 宇宙で発電した電気を地球に戻すための輸送、またはそれらの装置の資材輸送
- 地球で不要になった核燃料棒を宇宙に飛ばすゴミ捨て屋
- 次世代通信システム基地局の建築資材輸送(6G、7Gか?)
- 自動車産業衰退による雇用問題に今から手を打つべきだ
- 今後、窮地に立たされる自動車産業と手を組んで資金を調達しビジネスを飛躍させたい
JAXAがロケットを飛ばそうとすると1回のコストが50億~100億円かかるのだそうだ。ホリエモンがやろうとしているロケットはもっとローコストで飛ばせるモノを開発して世界と戦える武器を持とうとしているのではないだろうか。
輸送屋を目指すなら輸送コストを抑えないと、ビジネスとして成り立たない。という考えは当然の事。
そして、彼は以前カルロスゴーン氏と対談している。今後、電気自動車や自動運転技術等のイノベーションに駆逐される可能性の高い、自動車業界と利害が一致する可能性があり、巨額の資金調達先として自動車産業に興味を示しているようにも見える。
彼は間違いなく単純な男ではない。日本の検察云々でゴーンに近づいたのは表向きで、実際には自動車産業との太いパイプを持つ男に接近する事が、今後の資金調達に向けてのマイルストーンであり、最短コースと考えたのではないだろうか。
色々と、好き勝手に予想した事を書いてしまったが、彼は根本的に常にグローバルに目を向けて、お金儲けというよりか、社会問題を解決する事を目的としているのだろうと思う。無いとは思うが、もしご本人がこの記事を見るような事があったら、私の予想は合っているのか?是非答えを聞いてみたい。。。
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