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巷でブームの「Fire」を完全否定してみた

Fire

巷で話題のFIREとは「Financial Independence, Retire Early」の略で早期リタイアし経済的な自立を目指す事を言う。

有名な経済学者が提唱する「Fire」要するに、簡単に言うとこういうプロセスだ。


①毎月の手取りの大半をINDEXファンドにぶち込む(4%利回りを想定)
②年間の生活費の25倍の貯蓄を20代から始めて20年前後で達成する
③40代でFire達成。早期リタイアが可能となる

かなり、端折って言ってしまうとこんな感じである。こんな考え方で人生を設計し実行するとどうなるのか?Fireを実現した場合どうなるのか?

私の一つの答えはNoだ。

目次

Fireは止めた方がいい理由とは?

先ずはFireのメリットデメリットを考えてみた。

   

■メリット
・企業に雇われて嫌な仕事を定年までしなくて済む
・人生の後半は自由に自分らしく生きる事が可能となる

■デメリット
・貴重な20代、30代の時間を節約モードで過ごさなければならない過剰なストレスが待っている。
・40代でFireを達成した時、貴方(貴女)には何の特技も趣味も仲間もない可能性がある。(人間的な魅力が無い40代)

Fireを目指していない一般的な男女はどうだろうか?20代では仲間と旅行や遊びに行ったり、趣味に没頭してもいい。30代では自己研磨に励んでもいいし、子育てでは子供の教育に力を入れてもいい。

こんな普通な事を我慢してまで手に入れる価値は果たしてあるのだろうか?私には疑問に感じてしまう。今から20年前であればこの考え方は正解だったかもしれないが。。。

「お金」は価値に引き換えやすいツール

ここがポイント!
「お金」というのは様々な価値(モノやサービス)に変換し易いツールであるが故、大多数の人から認められた「価値」の象徴であり、皆、同調的にそれを追い求めたがるものである。「Fire」はその象徴的な理想像であり偶像。しかし、モノが溢れ、モノが安く、モノがどこにいても手に入る、モノを3Dプリンタで誰でも作り出せる現代(これからの時代)はどうだろうか?「お金」の価値は目減りするのではないだろうか・・・。

私はこの先20年の間に先述の「ここがポイント、、、」に記載した世の中の変化、人々の価値観の変化が、急速にやってくると確信している。

その理由は、、、人口が減り必然的にロボットやAIが生産を担ってくれる時代に変遷するからだ。人はやる事(仕事)がなくなり、人にとってお金がそこまで必須ではない時代が到来するだろう。

それでも、「お金」に翻弄され「お金」を追い求め続ける人はいるだろう。「Life is Money」、又は「Money is Life」こんな人も一定数いるからこそ、「Fire」が注目されるのだろう。

   

全ての創造は破壊からスタートする

我々は面白い時代に生まれた。ここから10年前後は劇的に世の中が変化するに違いない。

要は人々が求める欲求や人々が考える価値は物質的な(モノ)から体験(コト)へ代わり、モノは大量生産大量消費の時代から、最低限必要な分だけ必要な時に作り、無駄にモノが溢れないようシェアする時代に変化していくだろう。

ピカソの名言ではないが、このような劇的な変化や創造には破壊から生まれるもの。先ずは現状の仕組みや常識がぶっ壊れていく筈なので楽しみでしょうがない。。。

じゃあ何が正解か?Small Fire?

とは言え、それでもお金が欲しいのであれば、これからの変化の波を先取りし、起業するなり隙間産業を狙って副業するも良し。貯蓄はFireの5%位で良いのでなないでしょうか。

せこせこ貯めたとしても、、、もう一度言いますが、お金の価値は目減りすると予想しています。

それよりも、AIやロボットでは難しいであろう、楽しい体験、貴重な体験、ノウハウ「要は感動」これを人々に伝えたり、レクチャしたり、シェアしたり、紹介出来るような、個人を目指していくのが一つの解ではないだろうか。。。

   
Fire

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この記事を書いた人

はじめまして。アカサティナです。今はサラリーマンです。定年まで続けたいとは思っていません。色々第二の人生を考えてます。最近ブログを始めました。70年代生まれ、昭和の人です。ブログはWordPress、テーマは「Swell」を使ってます。

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