タイムポートフォリオを提唱したい

「タイムポートフォリオ」とは何でしょう。こんな言葉は見た事もありません。先日、自分自身にBETせよ。という記事を書きました。さて、今回の記事では時間の使い方(BETの仕方)について掘り下げて書きたいと思います。

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「あなたは1日の時間をどのように使っていますか?」これって実は「あなたはどのような金融商品に投資をしていますか?」に近い意味を持っています。

もし、あなたが一日の殆どの時間を会社で毎晩残業しながら過ごしているのであれば、それはもしかするととても危険な事かもしれないし、勿体ない事かもしれません。どう危険なのか?それについて、お金や投資で例えて考えてみましょう。

目次

時間の使い方はお金の使い方と同じだったのか?

あなたが資産運用をする時、1社の株式投資に私財を全突っ込みしますか?答えは大半の人がノーと言うでしょう。

それは資産運用のセオリーから考えると「ノー」で正解です。もし、その1社が経営危機に陥ってしまったり、不祥事が発覚し株価が暴落すると、あなたの資産の大半を1夜にして失ってしまう危険を持っているからです。

時間に話しを戻してみましょう。毎日の積み重ねで残業残業を毎日繰り返すと、どうなるでしょうか。時間の対価としてお金は一定額が貰えるかもしれません。ですが、そのお金の価値とは何でしょうか。安心でしょうか。週末の外食でしょうか。ローンの繰り越し返済でしょうか。

もし、人生の大半を会社で過ごしてしまったとしましょう、、、そして、その会社が倒産したり、会社からリストラされてしまったらどうなるのでしょうか?今までの時間は何だったのか?あなたの人生は何だったのか?という後悔の念に駆られてしまう事でしょう。そして残りの人生は残業でせっせと貯めた貯金を切り崩して生活するのでしょうか?

私は時間も金融資産と同様、分散して投資する(使う)べきだと考えます。これは投資や事業戦略・経営の世界で言う「ポートフォリオ」という考え方と同じです。余談ですが、ポートフォリオには色々な意味があり、デザイナーの方にとっては作品集のような意味も持ってたりもします。

つまり、「時間」も「お金」も同じように使い方を誤ると取返しのつかない事になってしまいます。

さて、ではどのように分散すれば良いのでしょうか?先ずは当たり前の事ですが、分散を考える前に無駄な行動を省きましょう。やらなくても良い事、残業しなくても済む事は次の日に回す。社内の調整や社内用の説明資料の作成には極力時間を割かないようにする。時間を削ってくる所謂「テイカー」からはなるべく遠ざける。

時間は「消費」と「投資」のバランスが大事

パチンコやゲームに熱中する時間は勿体ないです。娯楽をやるなとは言いませんが、節度を持って計画的に時間を消費しましょう。極力、1つの事に偏らないよう、分散し勉強、独学、趣味、情報収集等、楽しみだけではなく、知見を増やす事にも同じ位の時間を費やしましょう。ぼーっとする時間を作るのもありです。ですが、1日中ぼーっとするのは止めましょう。

時間の使い方には「消費」と「投資」という分類が出来ます。今の時間はどちらなのか?今日一日使った時間は消費寄りだったか?投資寄りだったか?バランスが取れていただろうか?

そのように考えてみると、如何に自分が時間を有効に使えていなかったか?等、反省点があぶり出せるはずです。そして、やや投資寄りに時間を使う習慣が出来ると、不思議なもので頭の回転が速くなったり、物事がスムーズに進んだり、今まで考え込んでいた悩みの種がバカバカしい位簡単に解決できてしまう事があります。

「消費」と「投資」この分類というか、考え方もやはりお金と共通しているんですよね。面白いモノです。

そして、時間を何に「投資」するか?はあなた次第です。将来、会社が潰れても食いっぱぐれない資格取得に向けて勉強する人もいれば、ブログやモノづくりにせっせと時間を費やす人もいるでしょう。ただ、「消費」している時間は将来何かを生み出すのか?疑問に思います。

こんな失敗は絶対にするな!

私の周囲では会社で殆どの時間を過ごしてしまい、会社の中の出来事や会社の中の狭い社会が全てだと思い込んでしまっている人を何人も見てきました。その狭い世界の中での自分の立場や権威、周囲からの評価に依存しているのです。心の底から可哀そうな人だと思いました。

まるで、会社の外の世界を自ら閉ざして見ないようにしているようにも見えました。

「時間」の使い方が下手な人を見抜いてください。そしてそんな人とは少し距離を置くことです。例えその人が偉い人だろうと上司だろうと関係ありません。

「残業」は「消費」か「投資」か?

さて、冒頭に悪しき習慣かのように取り上げた「残業」は一体「消費」なのか?それとも「投資」なのか?どちらでしょうか。その残業の中身にもよりますが、私個人的には限りなく「消費」に近いと断言します。先ず夜遅い時間の仕事は生産性がかなり低いです。その残業をした事で、あなたに将来リターンがあるとは思えません。

まとめると、時間の使い方は資産運用や事業計画等で使われる考え方の1つである「ポートフォリオ」と同様、リスクヘッジが大切である事を強く提唱したいと思います。もし、くだらない残業を毎日やっている人がいたら、この記事を読んで考え方を改めていただけると幸いです。

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この記事を書いた人

はじめまして。アカサティナです。今はサラリーマンです。定年まで続けたいとは思っていません。色々第二の人生を考えてます。最近ブログを始めました。70年代生まれ、昭和の人です。ブログはWordPress、テーマは「Swell」を使ってます。

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