明けましておめでとうございます。しばらく更新をサボってしまっていました。が、新年位は何か書かなきゃなーと思い、自分を奮い立たせてみました。
さて、2022年の豊富ですが、今年はどうしようかなーと、色々と考えました。今更感はありますが断捨離と上手な時間の使い方をテーマにしようと決めました。昨年はコロナの影響もあり働き方や自分自身の価値観が大きく変わった年になりました。
どう変わったのか?というと、1つは時間に対する価値観が大きく変わった点です。通勤時間や移動時間、家でゴロゴロしたり、ダラダラと過ごす1時間も勉強や自己啓発、趣味に費やす1時間も同じ1時間を消費します。これが浪費となるか投資となるか?は本人次第です。
時間を大切に。時給換算の呪縛から解放?
今までは残業1時間=〇千円。。。みたいな古い考え方があって「時間とお金は表裏一体というか等価」みたいな考え方が根底にあったのですが、2021年はそれが破壊された年となりました。テレワークになり、自由に使える時間が豊富になった事で時間の大切さ、かけがえのない時間に対する価値に気付いてしまったのです。
「時間=お金」ではなく「時間=人生・命・価値」と言っても過言ではありません。考え方にもよりますが、お金で人生や自分の身に付くスキル、命は買えません。また、これまで時間を買うとかお金を使って時間を短縮するという事は仕事でやっていたかもしれませんが、個人ではあまりやっていませんでした。思うに経営者は時には労働力を買い、時にはスキルを買い、自分自身では手を動かさず、お金を使ってお金を生み出す(時間を生み出す)訳ですから、時間に対する考え方やお金の使い方が労働者側とは根底から違うのです。
少し話しが脱線してきましたが、例えば今までと比べ、仕事で長電話をしてくる人や自分に対し、何を伝えたいのか?考えをまとめずに電話してくる人に非常に苛立ちを感じるようになりました。これは貴重な時間を搾取されていると感じているからであって、自分にとって時間が大事である事が身に浸みついている証拠であり、良い傾向だと思っています。
そして、反省点としては今までかなり時間を浪費していたのでないか?という事です。貴方は時間をどのように使っていますか?未来に繋がる時間の使い方をしていますか?
何となくですが、24時間をこんな割合で使っていけたら理想的かなーと思っています。
■通勤有の1日の理想的な時間の配分(優先順位の高い順)
6時間:睡眠
2時間:食事
2時間:勉強、情報収集
1時間:風呂や朝の身支等
8時間:仕事(6~7割位の思考力で無難にこなす)
3時間:移動(歩きや電車)兼、勉強・情報収集
2時間:趣味
こうしてみると仕事なんて一日の内のたった1/3でしかないわけです。もっと自己研磨や有益な情報収集を心がけたいですね。
今年はもっと上手な時間の使い方を意識して、時間を節約し無駄な時間を使わないようにしたいと思います。そこでiPhoneや手帳を活用し、今日何やるか?明日何やるか?1週間後、1か月後の自分をイメージして小さなゴールの積み重ねで大きな成果を生み出せるよう計画的に生活をしていこうと思ったのです。
断捨離で身軽に
そして、もう一つのお題である「断捨離」です。家でレイアウト変更をしたのですが、結構要らないモノが出てきて、どんどん捨てたりメルカリに出して片づけました。自分のデスク周りにモノが沢山あると集中が出来ない事に気づきました。そして、逆に片付いている状態、無駄なモノが無い状態の方が集中が出来て、貴重な時間が有効に使えるという事に気が付いたのです。
要らないモノを廃棄する中で、いくつか反省もありました。買う必要のなかったもの、買ったけどあまり使わなかったモノ。。。
2022年は無駄なモノを買わない事を意識してみようと思いました。最近、欲しいモノがあると取り合えず、Amazonでカートに入れてみます。ですが2週間経過すると、実はそこまで必要なものではなかった。とか、やっぱり慌てて買わなくて正解だった。。等、思う事が意外とあるんですよね。なので、ちょっと欲しいな、と思ってもすぐには飛びつかず、一旦冷静になってよく考えるようにすることにしました。
そして、不要なモノや数年後にもしかしたら使うかも。。というものは物置にしまったり、一旦売却する等、極力身軽な状態をキープしていこうと思うのです。とは言え、スマホやパソコン、モニタ、は無いと困るので捨てるわけにはいきませんが。。。
時間の方がお金よりも大切ではあるものの、生きていく上で「お金」も勿論大事な価値の一つである事には変わりません。ただ、以前よりもお金に対する執着や必要性、重要性を感じなくなってきたのが不思議な感覚です。
ただし、1つだけ懸念があります。社会全体が私のような価値観になってしまうと、消費が落ち込み、経済が停滞どころか衰退します。この考え方を広めるというのは経済的には破滅に向かうのです。一定数の方には衝動買いをバンバンしていただかないと、社会が回らないのです。なので、ブログに書いておきながらこんな事言うのは矛盾していますが、こっそり実践していきたいと思います。
2022年はどんな年になるのか?予想してみた
完全に個人の感想ベースですが、今年がどんな年になるのか?予想してみました。ひと言で言うと「不安」や「転換」というキーワードが当てはまるような一年になりそうな気がしています。
政治経済面では岸田政権が飛躍するのか?それとも成果が出せず停滞するのか?正念場となる1年になりそうです。政権発足から1年が経過して、参院選で国民から岸田政権を評価される年になるのだろうと思います。前菅政権では1年間の間に、コロナ対応、不妊治療対策、携帯料金値下げ、レジ袋有料化といった政策を実現しました。これらは今起きている事象に対する血止めです。本来自由競争が原則であるハズの資本主義経済、しかも細かいところに政治がメスを入れるという点では、少々違和感がありました。携帯通信網が公共のモノであれば携帯料金は公定価格としても良いかもしれませんが。。。菅政権は頑張ったとは思いますが、何というか日本の数多くの問題の根っこの部分に手を入れるような大胆な政策ではありませんでした。岸田政権には是非とも現状起きている数多くの問題と、あるべき姿のイメージのGAPに対し、血止めではなく全体を最適化するような波及効果の高い施策を打ち出して欲しいモノです。もしかすると参院選では維新が更なる躍進を遂げる可能性もあり、公明党の立ち位置と維新の立ち位置が入れ替わる可能性もあるのではないか?と予想しています。
また、23年度には黒田総裁が任期満了となります。岸田内閣では安部元総理の影響力が徐々に縮小しているようにも見受けられます。アベノミクスによる異次元金融緩和はどこまでやるのか?昨今、アメリカでは金融緩和縮小傾向に転じ始めました。自国の為替状況や経済指標にもよりますが、日本をはじめ先進国ではその動きに反応する国も出てくるでしょう。株価が徐々に下がる可能性も十分にあり得ます。そうなるとこれまでの投機マネーの行先がどうなるのか?も注目しなければいけませんね。まだ仮想通貨ではないような気がします。とは言え、人口減少傾向の日本で不動産が盛り上がるのも違和感がります。やはり、外貨や外国国債が本命でしょうか。
グローバルでは中国の動向とエネルギー関連が気になります。広大の不動産バブル問題がいつどうなるのか?数年以内に台湾有事は起こるのか?軍事演習等、表面的にも衝突しそうな場面が目立ってきましたがあれはパフォーマンスであり、実態としては軍事力によるものではなく、ITや情報操作を利用した何等かの演習的な有事が起こるのではないか?と危惧しております。世界では次世代エネルギーへの関心が益々高まっています。電気自動車へのシフトが遅れる日本は?日本経済を支えてきた自動車産業はどうなるのか?22年度は追随か?独自か?その方向性を決定づける重要な年となりそうな気がしてなりません。
環境繋がりで言うと、昨今の温暖化による影響が顕在化してきました。ハリケーンや季節外れの大型台風等です。また、日本固有の問題かもしれませんがプレート系起因と思われる大地震や噴火も懸念。自然災害は予想困難ですが、日本の場合はいつ何が起きてもおかしくない状況なのは分かっているので日頃からの防災意識や起きた時に慌てなくて済むような準備と心構えが必要だと思います。
あまり、好材料がないように思える22年ですが、そういうピンチの時期は必要に迫られ救世主が現れるような気がしています。不謹慎ですが、ここから1~3年は幕末のような転換期(面白い局面)を迎えるのではないでしょうか。
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