昨今、ベーシックインカムに関するキーワードをネットで見かける機会が増えました。その理由の一つとして衆院選で躍進した「日本維新の会」がベーシックインカムを政策に掲げており、他の野党でもこのような政策を掲げる政党が出はじめた事がその理由の一つとして挙げられるのではないでしょうか。
さて、ここからが本題になりますが、もし仮に日本でベーシックインカム制度が導入された場合、どのような世の中になるのか?考えるとワクワクしませんか?
個人的には今まで所得が低かった層の方たちにとってのセーフティネットとしての機能がとても大きく格差社会というか格差分布が中央寄りに収束されるのではないかと思います。そしてこのBIの魅力は何と言っても、BIが及ぼす高い波及効果です。
例えば、少子化対策の決定的な対策となる事でしょう。一人でBIを受給するよりも夫婦で、、、もっと言うと子供がいれば更にBIの恩恵を受ける事が出来ます。
当然、出生率が上がり、出生平均年齢は一気に下がるでしょう。数年先には人口減少に歯止めがかかり、逆に人口増加(プラス)に転じる可能性が高いと思います。また、経済効果としては当然ながら人口が増えれば全体の消費のパイが上がりますので経済活動のお金の循環が良くなる事は間違いないでしょう。放っておいても経済が良くなるはずです。
実は以前、当blogで婚活サイトや婚活サービスについて否定的な記事を書きました。ですが、もし日本でBIが導入されたら恐らくですが、すぐにでも結婚したい!という人が増えるハズなので、婚活サイトや出会い系サイト、婚活サービス等の事業者が儲かるのではないでしょうか。
まあ、仮にそうなったとしても私個人のスタンスとしてはサービス利用に対し否定的な事に変わりはありません。以前の記事で書いた通り、男性は例えば料理やフラワーアレンジメント、ヨガ等の趣味を、、、女性は釣りやラジコン、クルマ等、男性的な趣味に挑戦すると良いでしょう。
BIによって儲かる仕事や業種にはこんなものもありそうです。
レジャー用品、キャンプ用品、スポーツ用品、アミューズメントパーク施設、美容関連、ジム、、、
お金に余裕が出来る→今までほど働かなくても良い→趣味や好きな事に時間が割ける→レジャーやスポーツ用品等の消費が上がる。また、BI導入で所帯を持ちたい→自分磨きに励む→美容やジムにお金を費やす。
BtoB分野ではSier、コンサル、ロボットAI関連、、、です。賃金を上げないと働いてくれる人がいなくなります。今まで企業は派遣で低賃金で人を雇っていましたが、そうはいかなくなります。人がやっていた作業を機械やロボットに置き換える。ペーパーレスにする。。。そんな対応を迫られますので、変革に必要な投資が発生する事でしょう。
次回はBI導入後に儲からなくなる仕事を紹介したいと思います。↓
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