大規模な改善ではなくスモールスタートでトライアルを実施。前チャプター7で無事に承認を取得出来たのなら、いよいよ改善を実施するフェーズに入る。
目次
先ずはスモールスタート
いきなり大規模な改善をやるよりも可能であればスモールスタートでプレ運用を実施しておきたいところ。実際にやってみると想定外の問題課題が出る場合があるからだ。
さて、このスモールスタートを始めるに当たって、しっかり押さえておかなければならない点がある。ここで初めて登場した人物がいるはずだ。現場の作業員達である。
現場の作業員達はいきなりの知らせに戸惑うかもしれない。なのでスモールスタートを始める前に説明会を開く等して、理解を得るようにしよう。また、改善後に起きた些細な事象もフィードバックをしてもらえるよう協力してもらえる空気を作ろう。
改善は5ゲン主義で工場に出向こう
プロジェクトメンバー自身も極力現場に入り、何が起きているのか?目論見通りに改善効果が働いているのか?を検証する。5ゲン主義とは、従来の3現主義である現場、現物、現実に「原理、原則」を加えたもの。
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