Chapter7:改善案立案、レビュー(コスト削減、案出し)

前チャプター6で列挙した仮説検証候補はまだ案とは言えない。思い付きレベル。これをいくつか精査し、コストシミュレーションや実現に向けて必要なTODO、計画、費用等をレポートにまとめて発表し共有する。

   

コアコンピタンスに手を入れていないか?慎重にジャッジ。 イニシャル費用やランニング費用の比較に漏れがないか?チェックする。

目次

コスト削減によるメリットをレポート

特に、改善にイニシャル費用が必要な場合は注意が必要だ。上層部の人間に対し稟議の議案や企画提案書の決済が必要になるケースもある。減価償却費が毎月、いくらかかるか?ランニング費用は既存よりも毎月いくらマイナスになる?既存の設備除却により、保守費と減価償却費がこの位下がる。

実際のキャッシュアウトも大事だが、財務会計上のキャッシュフローがビフォーアフターでどうなるのか?計算しよう。費用以外にも品質や納期でメリットがあるのであればしっかりメリットデメリットの要素をアウトプっとしよう。

初年度はマイナスだが2年目、3年目以降に投資回収が終わる等、グラフを用いてレポートしよう。大きな会社、大きな組織であればあるほど、上層部を説得させる(承認取得する)為のこのレポートが非常に重要になる事だろう。

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この記事を書いた人

はじめまして。アカサティナです。今はサラリーマンです。定年まで続けたいとは思っていません。色々第二の人生を考えてます。最近ブログを始めました。70年代生まれ、昭和の人です。ブログはWordPress、テーマは「Swell」を使ってます。

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