木を見て森を見る。自社コアコンピタンスとは何か?プロジェクトメンバーで議論し発表しよう。
自社の強みを知ろう
自社の強み、弱みが何か?プロジェクトメンバーでディスカッションしてみよう。また、企業としてのコアコンピタンスは何か?例えば、、、
・設計が早く柔軟である
・小型化する技術が業界内でもTOPクラス
・特定の機械を保有している台数(生産性)が国内TOPクラス
・新製品の開発サイクルが早い
長年、自社に務めていると自社のいいところに気が付かないケースが多いもの。他社から中途で入った従業員や取引先等、第三者目線もあると良い。
市場の競争環境や競合を知ろう
市場の競争環境がどうなっているのか?簡単な図に表してみよう。
競合他社が何を得意としているのか?この領域では負けるがこの領域ではうちが勝っている等、市場内における自社の立ち位置や競合との棲み分けをある程度把握しておこう。
自社と競合を俯瞰して掌握し、今回のプロジェクトを行う上で、コアコンピタンスとなっているここには敢えて手を入れない方がいい。とか、むしろもっと強みを伸ばしていく方向性で改善を検討したい。等、改善のコンセプトや方向性を議論しておこう。
何故自社と競合を知る必要があるのか?
例えば、自社のノウハウが詰まった部品の製作を外注化したとしよう。その手法や工夫が競合に知れ渡ってしまい、自社の強みが薄れてしまった。
とか、自社の強みであったはずの設計ノウハウもアウトソーシングした事によって、最終的な製品の不具合が生じやすくなってしまった。等、があっては本末転倒であるからだ。
この先、判断に迷った時に、ここでの議論に立ち返る事で、何故やらない方がいいのか?何故やった方がいいのか?道しるべとなる事だろう。
Chapter1,2はまとまった時間を割いて合宿を行ってやる事をオススメする。いつもと違う場所や会議室を借りて半日や1日を使い、フレッシュな環境で意見交換するといつもと違う新たな発想が出たりするものだ。

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