今回は企業側からみたテレワーク(在宅ワーク)導入によるメリットとデメリットを紹介します。先に結論を言ってしまうと、基本的にはメリットの方が大きいと思っています。

ただ、個人と違いやはり既存のルールの整備や、セキュリティ、不公平感等、色々と考慮しなければならない点があるのも見えてきました。
個人側からみたメリットデメリットの記事はコチラ




企業側から見たテレワーク(在宅ワーク)のメリットとは、、、
①ワークスペースの有効活用
今回、うちの会社は別に引っ越しやレイアウト変更はしなかったのでメリットとしては生まれませんでしたが




世の中の企業はnewsを見る限り、移転されたり、レイアウトを変更し余剰スペースを有効活用されている企業も多かったようですね。
②通勤交通費の削減
こちらもやりようによってはテレワーク組と出社組を1カ月とか3ヵ月単位で切り替える等出来れば、交通費を削減できるかもしれませんよね。小回りの利く中小企業でないと管理が逆に大変になるかもしれませんが。。。
③印刷費、紙代、光熱費削減
これらの積み上げも長期になれば意外とバカに出来ないのではないでしょうか。広ーいフロアに従業員が1人とか2人いると電気代はそこまで下がらないかもしれません。
そういう場合は密にならないよう居室を集約すれば電気代も節約出来るような気がします。
④育児や介護をしている社員の負担軽減
家族に要介護者がいる場合、テレワークを活用する事で、その分浮いた時間を有効活用出来ますし家に入れば、万一のサポートも出来るので安心ではないでしょうか。
⑤BCP(事業継続)対策
東日本大震災の時、帰宅難民や公共交通機関のマヒにより出社が出来ない、帰れない等ありましたが、当時はまだ在宅ワークが出来る環境が整っていなかった企業が多かったと思います。
2020年はその辺の環境整備が一気に進みましたのでいざという時の事業継続性の基盤が整ったのではないでしょうか。
企業側から見たテレワーク(在宅ワーク)のデメリットとは
①勤怠管理が難しい
ログ管理が出来るsysを導入されている企業であれば、敷居は低いかと思いますがそうでなければ紳士協定となります。当日作業の履歴を管理者がチェックする等が必要になりそうですね。
②セキュリティリスク




職場のセキュリティレベルが自宅にある、という方は少ないのではないでしょうか。中には自営業(自宅兼オフィス)のような従業員もいる事でしょう。
他人の出入りが頻繁な自宅が果たして安全と言えるのか?という問題は残ってしまいますね。適正チェックの導入やテレワーク自体の許可に関する規定規約が必要かもしれません。
③担当役割ごとに不公平が出る可能性がある
担当者によってはどうしてもテレワークが出来ない役割の方もいるのではないでしょうか。
そのような方からの不平不満は出るかもしれないので、より働き方を多様化する、ローテーションを推進する等、工夫が求められるのではないでしょうか
まとめ
企業側から見てもテレワークには基本的にはメリットの方が大きいと思いました。
ですが、大きな企業になればなるほど、ルールの整備やコンプライアンス、セキュリティ等、色々な懸念事項や課題への対策も必要になってきますのでそこに対する管理コストや手間暇を考えないといけません。
また、企業によっても向き不向きがあると思いますので何が何でもテレワークという必要はないと思います。
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