あなたがもし、転職活動をされている、又は転職が決まったのなら、まだ安心は出来ません。何故なら転職後、新しい会社で苦労する事や覚えなければいけない事等、心構えが必要です。最初の3ヵ月間位って結構大事です。人事からではなく、現場からの評価や関係性を構築する大事な時期なので、安心するにはまだ早いです。
私自身、転職経験があるのと、自分の会社に転職して来た後輩たちをよく観察していると、何に頭を悩ませているのか?何に苦労しているのか?どんな事が分からずに手間取っているのか?がわかりました。
転職後3ヵ月以内位に苦労する
・社内ルールの把握(全社就業規則、部門、課のルール)
・社内の人間関係把握、構築
・社内システム把握
社内ルールの把握について
一言に社内ルールと言っても、全社で定めた就業規則も有れば、部門内や課の裁量によって管理されている組織単位のルールもあります。
■全社就業規則
前職と同等の規模の会社であれば大きく変わる事は無いかもしれません。ですが、有給の申請や旅費交通費、出張時の精算方法等、細かいルール且つ、先ずは普段の業務で関わりのありそうなルールについては、前職のルールを一旦空っぽにして、新ルールを頭に叩き込みましょう。
大抵の会社は社内のイントラネットに就業規則が掲載されているハズです。ざーっとでも良いので流し読みをして、大事なポイントは抑えておきましょう。
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■組織内ルール
組織固有のルールが定められている場合も多いです。例えば、労務管理(残業の取り扱いや年次有給取得に関する管理)、売上原価予算管理、日々の業務管理(月報、週報、日報)、会議体。この辺の細かいルールは後述の社内システム次第ではありますが、組織単位で数字を取りまとめたり、ルールを設けている場合が多いので、早目に熟知しておきましょう。
これらのルールを何度も同じ人に聞くような事があるのは失礼です。ノートでもPCでも聞いた事はメモをして、後で検索しやすいようにまとめておきましょう。
社内人間関係構築
組織やメンバーの役割を把握し、積極的にコミュニケーションを取って、関係性を深めておきましょう。
■組織単位の約割を掌握
大企業になればなる程、縦割りになっている事が多いです。
組織ごとの役割分担をしっかり把握する事が大事です。この業務を行うにはこの組織でこういう研修や教育を受けてないとやってはいけない。とか、色々と決まりがあったりします。
■組織内の役割と人間関係
組織レベルの役割を把握したら、今度は実務における自部門や所属する課の担当者レベルの役割を把握しましょう。そして、今後関わりが多くなりそうな方には積極的に挨拶やコミュニケーションを取って、早く名前を覚えてもらいましょう。
私の所属する会社では部署や課にもよりますが、社員にそれぞれ派遣社員さんがアシスタントとして付いてくれたりします。
ちょっとした事務処理は誰に頼めばいいのか?派遣社員さんにはどこまで頼んで良い?等、しっかり把握しておかないと、何でもかんでも人に頼むとか、何でもかんでも自分でやってしまう、、、となると良好な人間関係が築けなくなってしまいます。
私の経験上、組織で女性を敵に回すのは危険です。特に気をつけた方が良いです。
社内システム
最後は社内システムです。会社によって違うかと思いますが、よくあるのは勤怠管理システム、旅費交通費管理システム、給与管理システム、各種承認系のワークフロー等です。
最近はここら辺の社内sysがパッケージ化された全統合管理システムが主流となりつつあるかもしれません。
統合sysになっていないと、意外とsysごとの癖があったりして、操作方法を覚えるのに苦労します。
また、入力を間違えたり、差戻になったりすると上司やその上の上司、他部署の人に二度手間を取らせてしまいますので、何度もやらかすと「おい、おい、いい加減覚えろよ!」なってしまいます。
使いにくい等の不満も出てくるかもしれませんが、早く慣れるようにしておきましょう。
まとめ
転職後に苦労する事まとめ
・社内のルール、特に組織ルールは熟知しておきたい
・良好な人間関係を築くまでは苦労する。女性を敵に回さない
・社内sysを覚えるのに最初は苦労する事が多い
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