ブログを始めて10年以上が経過しました。と言っても、最初の7年位はマネタイズなんて、考えもせずただ単に趣味の日記というか、自分用の記録としてブログをやっていました。
ですが、友人からのススメもあり、2年半程前からブログで少しでも副収入を得られたらいいなーと思うようになり、色々と試行錯誤してきました。
結果、マネタイズとしては決して成功とは言えず、イバラの道を歩んできたブログでございます。よくブログを始めて3ヵ月で〇万円の収益を上げた!とかそういうサイトを見かけますが、ごく稀なケースだと思っておいた方が良いでしょう。
マネタイズに失敗した私のブログ運営報告はコチラ↓
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これからブログで副収入を目指す方へアドバイス
収益を上げるポイントには色々な要素がありますが、なかなか簡単にはいきません。2年半続けてもまだ月額1万円に届いていないのです。勿論、当blogには色々な反省点がありますす。失敗から多くの事を学びました。
今更修正出来ない事も多々ありますw。せめて、これから始める方には私と同じ過ちを犯さないようポイントを絞って、実体験に基づいたアドバイスを書きたいと思います。
では、これからブログを始めるのであれば、是非知っておいた方が良いと思う事を先に伝えておきます。
①慌てて記事を量産する前に、サイトのコンセプトを考える
これ、すごーく大事です。初心者にありがちなのは、兎にも角にもGoogleアドセンスの審査に合格する事に目が行きがちです。これは2週間後だろうが、3カ月先だろうが、大して重要ではありません。断言します!
それよりも大事な事は、この先長い期間サイトを運営していくに辺り、どのようなコンセプトでサイトを育てていくか?戦略をしっかり考える事がとても大事です。最重要項目と言っても過言ではありません。
コンセプトはどのような基準や要素があるのか?
雑記で行くのか?特化型で行くのか?それさえも決まっていないうちに記事を量産するのは非常に危険です。気が付いたら、どっちつかずのサイトになっていた、カテゴリが多く、一つのカテゴリの記事数が少ないとか。。。(ヤベっ耳が痛いw)。
雑記と特化
大きく分けて、雑記と特化型という2つの切り口があります。先ずは簡単に雑記と特化のそれぞれの特徴を説明します。
雑記ブログの特徴と運営ポイント
雑記ブログの良いところは一つのジャンルに拘らず、複数カテゴリの記事をかけるので記事数を伸ばしやすいというメリットがあり、長く続けやすいというメリットもあります。但し、同じような記事を別の人(競合)が特化型サイトで作成していたとします。
すると、同一キーワードによるGoogle検索では負けてしまうかもしれませんね。そのジャンルに特化している競合さんのブログでは関連記事や内部リンクも多く、より掘り下げた内容のサイトだとすると、そちらの方が魅力あるコンテンツになっている場合が多いのです。。。これが雑記のデメリットです。
ですが、雑記と言っても、ある程度カテゴリを絞り込み、競合さんの特化型に負けない位の記事数や有益な情報をそのカテゴリーで作成していけば、勝てる場合もありますのでご安心ください。
雑記の中の小さな特化
雑記の中に小さな特化を何個か作るイメージですね。大変ですし、時間はかかりますが、このような作りに育てていく戦略であれば、上記に記載した雑記のデメリットをカバー出来るハズです。
ですが、ちょっと聞きかじった程度のジャンルだからという理由で新たなカテゴリーを気軽に作成してしまうと後が大変です。(耳がイターっw)
競合さんのカテゴリ―に負けないようにするには相当の知識量や経験値が必要になりますので、実は自分がそんなに詳しくないのについついカテゴリーを増やすと、そのカテゴリーの記事を量産する為の労力がバカにならないからです。
結果、カテゴリーとしては特化には育たず、検索も上がらず。。。そういうカテゴリーがどんどん増えてしまうという悪循環(このサイトの事?w)
小さな特化同士の関連性
実を言うと、雑記の中に小さな特化を作るというだけではまだ弱いのです。欲を言うと、これらの小さな特化同士が少し関連性を持っている事が大事です。一つの雑記ブログですが、その中に3~4つの小さな特化カテゴリーがあるとします。
それぞれのカテゴリー同士に何等かの関連性があれば、内部リンクを貼りやすくなるのです。この蜘蛛の巣状に張り巡らせたサイト構造であると相当強くなります。
また、Google側からはこのサイトは何のジャンルのサイトだろう?という識別をされる事になりますが、全く畑違いのカテゴリーが乱立しているよりも、何か関連性があった方がGoogle側からすれば評価をし易くなりますし、このサイトはこのカテゴリーについての情報量が多いし、信頼性も高いぞ!と評価が上がる事でしょう。
特化型ブログの特徴と運営ポイント
特化型にする場合、気をつけないといけないポイントは記事数、コンテンツボリューム、検索需要です。ちょっと聞きかじった程度の知識や経験値ではすぐにネタ切れが来ます。
これは怖いですよね。ネタ切れになった時に何をするか?新たな関連カテゴリーを追加する。途中で雑記に切り替える。。。等です。
でも、当初のサイトタイトルと違うやんw。じゃー、サイト名も変更しちゃう?これは良くないパターンですね。
こうなると折角の特化型が台無しですよね。戦略失敗と言えるでしょう。特化で行くならどの程度の記事が作れそうか?サイト運営を始める前に何記事位になりそうか?イメージしておく事が大事ですね。
将来記事数を伸ばしやすいかどうか?
コンテンツボリュームについては、時代と共に新たな要素が増えていくような特化であれば記事数を量産しやすいです。例えば本や映画のレビュー、スポーツ関連のファンサイト等。
ですが、分母がある程度固まってしまっているような特化型サイトの場合、注意が必要です。
例えば、渋谷区のラーメン店巡り。とか、都内の観光名所とか遊園地とか。。。こういう特化型の場合、いずれ来る頭打ちに対して、思い切ってそこで終了とするか?それとも分岐(関連)カテゴリを増やすかどうか、予め考えておく必要があります。
仮にネタが切れてそこで、基本的にはそのサイトは終了!としても、ある程度一定のpv数が来るのであれば、放置していても収益が上がる場合もあります。そう簡単ではないと思いますが、、、、。
そのような状態を目指すには、事前の市場調査が重要です。競合さんがまだ手を出していないジャンルだから、放置していてもある程度のpv数は稼げるハズとか、競合はいるけど検索結果で上位に来るサイトは雑記ブログが多い。勝算はありそうだ。。とか。
一番、痛いのは特化型サイトを作り、出せるネタは全部出した。。。が、検索が思いのほか少なかった。というパターンですね。例えば実店舗に例えたとします。自分はトランプやUNOが大好きで、色々なゲームの遊び方を知っているので、トランプ屋さんのお店を出そう!
でも、実際にお店をオープンしたはいいけど、お店に来る来客数が少なかった。。。。どうすれば、防げたのでしょうか?事前の市場調査ですよね。
サイトコンセプトの重要性とまとめ
雑記でやる場合にも特化でやる場合にもどのようにサイトを育てていくのか?実際に来客が見込めそうなのか?事前に戦略を考えたり、リサーチする事が大事です。リサーチ方法については追って記事を書きたいと思います。
自分の中で、構想している記事がどういうジャンルで、どの程度の記事が書けそうか?雑記で行くか特化で行くか?予めよく考えて、戦略を立てましょう。
②記事のコンセプトとキャッチコピーの重要性
これについても、サイトのコンセプトと同様ですが、闇雲に記事数を増やしてもゴミの山になる可能性があります。(ウっ耳がw)
自分のサイトのコンセプトと大きくズレていないか?よく考えてから記事を作成しましょう。よく陥りやすいパターンとして、毎日投稿を100日続けるんだ!とか、3ヵ月以内には100記事到達するゾ!という数値目標を掲げると、ついつい質より量に陥るケースが多いのです。
Googleからの評価を気にしたり、コンテンツボリュームを早く一人前に仕立て上げたいという気持ちが先走るとこうなります。
こんな事よりも、サイトのコンセプトにマッチしているか?閲覧者に取って有益な記事なのか?をよく考えた記事を3日に1記事でも良いので、投稿しておいた方が、先々の事を考えると、将来資産になる可能性が高くなります。焦りは禁物です。
キャッチコピーの重要性
Googleの検索結果に表示された時、先ず目につくのは記事のタイトルです。これはh1タグという扱いとなりますので、ひと際大きな文字で表示されるで、先ず閲覧に来た方は自分が求める答えがこの記事に掲載されているだろうか?されていそうだろうか?と想像を膨らませます。
というか、単に上位の検索結果で一番良さそうなのはどのサイトだ?って観点で見ます。
如何に、魅力あるキャッチコピーであるか?そこに期待する答えが掲載されていそうか?という観点でタイトルを付けましょう。
アフィリエイトで稼ぐのであれば、コピーライティングスキルが収益の良し悪しを左右する事に直結しますので、これは慣れるか?競合さんのタイトルを参考(真似ではなく参考)にする等、勉強や情報収集が必要となります。
普段、アドセンスメインでブログをやっている私ですが、珍しく商品紹介をしたいと思える良品を紹介しちゃいます。
個人的にコピーライティングに関して、オススメの秘伝の書はコレです。↓
某書店で半日位、読みまわり、悩んだ末に購入した本です。自信を持ってオススメ出来る良書でした。初心者の方には目から鱗となるキャッチフレーズが沢山あるハズです。
賞味期限切れ?それとも半永久賞味期限?
記事には賞味期限があるものとそうでない記事があります。所謂、トレンドネタというやつです。
時事ネタや芸能ネタ等、その時、その時代、その瞬間に流行しているような鮮度が命という記事と、その対照的な例としていつの時代も変わらず、一定の需要がある記事、例えば神社仏閣に関する記事や、ビジネスマナーや冠婚葬祭マナー等、賞味期限が殆ど無い類の記事があります。
後者の方が長年に渡って、収益を出してくれそうなイメージがありますが、瞬発的に大ボリューム(バズらせたい)というのであれば前者の方が圧倒的に可能性が高いです。
トレンドネタでバズらせて、フォロワーが沢山ついてくれればシメタものですが、トレンドネタをずーっと追いかけ続けるのも結構大変なものです。
あなたはウサギ派それともカメ派?
長年、少しでもいいから放置していても安定的に副収入を得たいという考えであれば、賞味期限切れが来ないような記事の方が5年後、10年後には累計pv数はトレンド記事を追い抜くかもしれませんね。ウサギとカメのような感じですかねー。
これはその人のサイトコンセプト次第となりますのでトレンド系でやっていくのであれば、少々運営が大変になりますが、続けていく覚悟と努力が必要です。
桁違いのバズが一発出て、一定のファンが付けば、長年大きく稼げる可能性もありますので魅力的ではありますよね。
さいごに
ここまで読んでいただきありがとうございました。以上、ブログで副収入を目指すにあたって、重要なポイントを絞って書きだしました。参考になったでしょうか?
色々と書きましたが、コンセプトはおぼろげだけど、、、収益有りきではなく、何となくブログを始めちゃうのも決して悪い事ではありません。
取り合えず、理屈を捏ね繰り回すより、先ずはやってみようぜ!というのも嫌いではありませんし、色々自分でやってみて経験して、失敗して、学ぶプロセスも大事なのかもしれません。
いずれにしてもブログって夢もありますし、自分の記録にもなるし、マイペースでやっていく分にはそこまで労力はかからないのでオススメです。
これからブログを始める方向けの記事も良かったら見に来てください↓それではまた。




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