バイエル4番目の難所はNo72
現在、バイエルNo72迄進みました。2重音の連打と同音連打?が続くNoです。八分音符がここまで続くと、ある程度のリズム感というか、スピード感は欲しいところ。
だが、ムズイ。5番と3番の2重和音がこんなに大変だったとは思いませんでした。
しかもすぐ指が疲れてしまいます。= ①まだまだ第三関節の力が弱い。②無駄な力が入り過ぎている。この①か②のどちらかだと思います。
No72の対策は?
がむしゃらに苦手箇所を反復練習するしかないでしょうか?
またまた、バイエルNo72をキーワードにYoutubeでSOS検索。。。出ました。前にも見た事ある方でした。手首が下がらないようにというアドバイスが刺さりました。。。
あー、確かに下がっていました。姿勢も悪かったようです。姿勢をよくして少し、手首を上げるとだいぶ楽になりました。姿勢の違いでこんなにも変わるんですね。姿勢を舐めていました。w
やっぱりYoutubeは便利。教室通っていなくてもこれ位の事なら、Youtubuに答えがあります。ですが、Youtubeでは私の悪いところに対するピンポイントの指摘が無いので、こちらから積極的に答えを見つけに行かないとダメですね。
姿勢と手首が下がらないようにして反復練習
これらの注意点を踏まえ、左手の5番3番の2重音から→1番、それから4番2番の2重音から→1番を4セットずつで交互に入れ替わる反復練習をしました。90rpm、11分間、左右の手でそれぞれ約1000セット相当やってみました。
ミスした回数もカウントしておきました。
左手のミスは、14回/1000セット中
右手のミスは、20回/1000セット中
という結果になりました。右手の方は中指が薬指についてきてしまい易いのと、意外と左右とも親指がミスる事も多かったです。あと、右手は500回位のところでかなり疲れましたが左手の方は700回位のところで強い疲労感がありました。
今回の1000本ノックで分かった事
今回のテストでは指の独立、第三関節の筋力ともに左手に軍配が上がったようです。右手は力不足というか、力み過ぎ説もありますが。。。ただ、一般的な楽曲は右手はメロディーライン、左手は伴奏(コード進行)というのが多そうなので今の状態でバランスは悪くないようにも感じました。
以前、たとえ話ですが「This is a pen」を1000回繰り返すような練習は避けたい。。。と言いましたが、逆に弱点や苦手箇所には集中して反復練習をします。メリハリというか、必要なところに時間をかけ不要なところには時間をかけない。。。そういうコンセプトを大事にしていきたいと思っています。
ただ、腱鞘炎になってしまっては元も子もないので体のコンディションに気を使い、今日は何をどの位やるか?明日はどうするか?ただやるのではなく何が問題なのか?原因と対策は?等、マネジメントしながら効率良い練習を心掛けていきたいと思います。
単なる勘ですが、No72はクリアするしないに関わらず、もう少し時間をかけて練習をしておいた方が良いと感じました。毎日のルーティンに組み込みたいところですが、既にハノンとNo62をルーティンにしているのでルーティンだらけになってしまいます。このNo72に関しては少しここに留まり、時間をかけて練習する事にしました。
小学生の反復練習ってどうしているのだろう。。
No72については小さなお子さんにとっても、大きな壁となりそうな気がします。何故なら大きな手の大人でさえも指が疲れてしまったり、力が入りにくいからです。子供達は自らの意思で「今日は1000回の反復練習をやるぞ!」という考えには99%至らないと思います。w(自分が子供のころは絶対に無理だったw)
教室の先生や保護者の方は、弱点克服の反復練習を子供にやらせたい時、どうしているのでしょうか。ゲーム的な要素を組み込んだりして工夫をしているのでしょうか。。。それとも天才少年、少女達にはこのような凡人的練習は不要なのでしょうか、、、、。
仮にやっていたとしても凄いですよね。努力を惜しまない才能、反復練習をやってクリアしようが、やらずしてクリアしようが、どちらにしても凄い事に違いはありません。少々自身過剰かもしれませんが、大人である自分が結構本気で取り組んでいます。
圧倒的に集中力、忍耐力、モチベーションは大人の方が勝っているような気がするので、それ以上に上達が早い子供達はどのようなカラクリになっているのでしょうか?「楽しい」がミラクルを起こしているのかもしれませんね。本当にビックリです。
関連動画(バイエルまとめページ)↓

自分用メモ)
・No72は後、1~2日は継続予定。
・5番3番、4番2番の2重和音練習は反復(新要素刷り込み作業)で克服。手の形、手首の位置、姿勢に注意。
・同音連打はどう対策を打つ?こちらも反復が有効?指が太くて隣の鍵盤に干渉しやすい。ネットで調べてみると、鍵盤の上から手を離さず滑らせる。指と指の間隔を開けずくっつける。素早い同音連打の場合、力を抜いて手前に引くような弾き方が良い。。。等
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