競合他社の失敗を笑ってはいけない理由

競合他社の商品に欠陥が見つかり大規模リコール!

競合会社A社がこのような失敗をした時、あなたの会社の従業員はどういう感情になるでしょうか?

A社から顧客が離れてうちに流れるのでは、、、。

当然、市場のパイを取り合うライバルが脱落すれば自社の業績は上がるのではないか?と思う方も多いはず。ですが、そんな呑気な事を考えている場合ではないのです。

長い目で考えてみよう

短期的には顧客の流入があるかもしれません。ですが、そんな事よりも、もっと大事な事がありめせんか?

私が経営者だったとすると、これはある意味、脅威と捉えるかもしれません。

目次

業界全体の市場価値や成長にとってはマイナス要因に

ここに書いた通りですが、一般消費者からの厳しい評価が下がります。

BtoBの現場も同じです。購入を検討していた、設備投資をしようか?迷っている。そんな冷静な消費者達はあなたの会社を厳しい目で見ています。

例えば、、、

消費者からすればA社だけではなく、そもそも他社でも同じ事起きるんじゃないの?とか、危ないよね。命に関わる部品だし、原因と対策が明らかになるまでは買うのを待とう、とか。

また、外部からの厳しい締め付けも考えられますよね。国として今までこの製品に対する評価軸や安全基準が甘かったのではないのか?定期的な監査を義務付けるべきか、、、、とか。

昨日の敵は今日の友

あまりマイナス思考になる必要はありません。ただ、競合の失敗を見て「明日は我が身」、対岸の火事ではありませんが、今一度自分達は大丈夫なのか?見直す良い機会なのです。

場合によってはですが、こんな時はライバルとも協力して原因追求や万全な対策について、手を取り合って一緒に考えるチャンスかもしれません。業界全体で品質レベルを底上げする事が出来れば安全性のアピールにもなります。

まとめ

こういう大規模な事件や事故などが発生した場合、自分の会社という小さな枠組みではなく、業界全体のプレゼンスを優先して考えましょう。

喜んだり、浮かれているような経営者ははっきり言って二流、三流です。優れた経営者であれば「我田引水」ではなく「自他共栄」の目線で考えるのです。

 

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この記事を書いた人

はじめまして。アカサティナです。今はサラリーマンです。定年まで続けたいとは思っていません。色々第二の人生を考えてます。最近ブログを始めました。70年代生まれ、昭和の人です。ブログはWordPress、テーマは「Swell」を使ってます。

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