ミラーレス機とスマホで撮り比べをしてみた
最近のスマホはカメラの性能が高くなってきましたよね。果たしてミラーレスタイプのカメラと比較するとどうなるのか?検証してみました。
検証に使用したカメラの紹介
■ミラーレス機:富士フイルム社製
X-M1 (今回使用したレンズは「フジノンレンズXF27mmF2.8」)
<主な仕様>
・イメージセンサー:有効画素数1630万画素APS-C型CMOSセンサーで、X-Pro1やX-E1とほぼ同じ
・ISO感度:標準でISO200~6400、拡張でISO100-25600
・シャッタースピード:1/4000~30秒
・連写スピード:5.6コマ/秒
・ストロボ機能有り(機械式折り畳み機構)
・手ぶれ補正はなし
・Wi-Fi機能を内蔵。富士フイルムのミラーレス機では初
・液晶パネルはチルト稼働可能
・ボディサイズは前モデルX-E1よりも小型・軽量化
発売日:2013年
■スマホ:iPhoneXR
<主な仕様>
・イメージセンサー:有効画素数1200万画素(メインカメラ)センサーサイズは1/2.8
・絞り値:F1.8
・ズーム機能:最大5倍のデジタルズーム
・ストロボ機能有り
・手ぶれ補正有り
・連写、シャッタースピード調整、F値調整、ISO調整は無し(全て自動)
発売日:2018年
はじめに
x-M1は発売日が少し古いので比較対象としてはハンデがありますが、イメージセンサーは同社ミラーレスではハイエンドのX-Pro1と同等の性能なので決して悪いスペックではありません。スペック上で見るとイメージセンサーの違いが際立ちます。
センサーサイズの面積比率は10倍以上あります。この違いは単純に解像力のみならず階調表現力や色彩表現力にも影響が出るのではないかと思われます。
今回の検証は夜景の撮り比べをしてみました。三脚が無かったので手ぶれ補正のついていないX-M1は若干不利になります。
シャッタースピードを少し速くして、ISO感度設定でフォローしました。結果はどうだったでしょうか。ロケーションは、、、悩みましたが
東京タワーにしました。ベタですが何か。
これが実際に撮影した写真(X-M1)
実際に撮影した写真(iPhoneXR)
実はミラーレス機の方は普段、ブログ用に1600×1200の低解像度の設定にしてました。途中で気付いたので、仕切り直しです。
xm1の写真
iPhoneXRの写真
結果、予想に反してiPhoneの写真のレベルが非常に高かった。階調表現力においても、解像力に関してもiPhoneの方が上ではないでしょうか?
ミラーレスの方は手ブレ補正がないのでシャッタースピードを上げる必要がありました。上げると暗くなるので絞りを開放よりにしたり感度設定をISO3200まで上げたりしたのです。その事ノイズ発生や、被写界深度の範囲が狭かったり、アンダー寄りの写真になってしまったようです。三脚があれば違った結果だったかもしれません。
おまけ(東京駅を撮影してみた)
iPhoneXR
xm1
東京駅の写真は個人的にはxm1 の方が好きでした。
まとめ
今回のミラーラス機は少し古かった事。手ぶれ補正も三脚もなかった事。かなりスマホ有利ではありました。ガチで三脚持って動きまわるような方はミラーレスの方が良いでしょう。そこまで装備を揃える程コストをかけたくない方は最新のスマホで良いかと思います。何か拘りたい撮影シーンがあり、スマホでは厳しいようであれば最近のミラーレス機をオススメします。(スポーツの写真とか、野鳥とか、星空を撮るとか、、、)
以上、ミラーレスvsスマホでした。
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