一眼レフカメラの手ブレはどう防ぐ?
カメラを手で持って撮影すると、どうしても手ブレが出やすいです。最近のデジイチは手ブレ防止機能がありますが、基本はシャッタースピードで手ブレを制御していきます。
昔のフイルム用一眼レフカメラでは35mmサイズが一般的でした。
当時、手ブレを防止するにはやはりシャッタースピードが重要な設定値でした。目安としては焦点距離(レンズの望遠設定値)を基準に設定していました。
基準値は?
例えば、27mmの状態で撮影する場合、シャッタースピードを1/27秒よりも速くしないとダメです。つまり、設定値は1/30秒とか1/40秒とかもっと速くてもいいです。
最も手ブレだけの話なので他にもボカしたりするのであればf値とかも考慮しながらシャッタースピードを、決めていきます。
望遠よりの設定は?
仮に200mmの望遠設定で撮影する場合は1/200秒よりも速いシャッタースピードに設定しないと手ブレします。
こうなると、明るさが足りなくなる事があります。その場合、f値やISOで調整していきます。ISOは感度の設定で、あまり高くするとノイズが出るので最新のデジイチなら800か1600位までにしといた方が無難です。(出来れば400位迄)
CCDのセンサーサイズによっては調整が必要
先程の基準値はフルサイズの場合(35mm換算)となります。
もし、お使いのカメラがAPS-Cという規格のセンサーサイズなら1.4倍(約1.5倍)にしないと辻褄が合わないので200mm望遠なら300mm位に読み替えて設定します。1/300秒となります。
究極の手ブレ防止は三脚
また、荷物にはなりますが、三脚を使えば手ブレはほぼ気にしなくてもOKです。
但し、三脚にしてもシャッターボタンを手で押しては意味がありません。押した瞬間にカメラが揺れるからです。
三脚撮影の注意事項
レリーズバルブかリモコンがあると良いです。それが無ければセルフタイマーでもOKです。
セルフタイマーを2秒とか3秒位に設定して手でシャッターを切ります。押した瞬間揺れても時間差がありますので大丈夫です。
まとめ
一眼レフカメラはコンデジとは違い、自分で色々と設定を変える事が出来ます。これを駆使して、表現力や鮮明な描画、背景をぼかしてメインを際立たせたりと、色々な表現が出来るのが楽しいのです。
是非、これを読んで手ブレを防いで綺麗な写真を量産して下さい!
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