大企業とは、、、
先ず、大企業って定義は何なんでしょう?人それぞれですが、上場しているか?かもしれませんし、従業員の数が多い事かもしれません。
因みに、東証一部に上場する為の条件は時価総額250億円以上ってのが一つの目安となっています。
裏を返せば上場してなくても時価総額500億程度の会社は上場企業並みのパワーを持ってるもんだと評価しても良いかと思います。
むしろ株式公開しなくても十分な資本金を蓄えている可能性もあります。
この後、大企業の特徴やメリットデメリット等を紹介していきます。

充実したサポート体制!
大企業はベンチャーと違い、従業員が多いです。充実した研修もあり、福利厚生の恩恵も受けられます。休みもそれなりに取れるでしょう。
色んな意味でサポートを受ける事が出来るし、守られてます。ワークライフバランスが取りやすいのがメリットです。
但し、大企業とは言っても実は経営が悪化しているケースもありますので、絶対安心とは限りません。
自分で経営状況を冷静に見極めよう
会社の経営状況。これは悪い部分はあまり見せたくないものです。有名な企業だからと言って安心してはいけません。
ある程度、自分でリサーチする分析力は持ちましょう。今の時代、ネットでいくらでも情報収集が出来ます。
株価の推移も新聞なんか見なくてもスマホで過去から現在まで分かるし、ニュースもあります。会社のHPに掲載されている決算公告なんかもいい情報です。
決算が公開されているのなら、業績推移や自己資本率位は自分で調べれるようにしたいですね。何社か似たような業種で検討する際に比較する軸にもなります。
どことは言いませんが、怪しい口コミサイトの愚痴とかに惑わされず、踊らされず、数値や実情で冷静に評価したいですね。
入社前のチェックを怠らないように
応募をする前にその企業がどのような企業なのか?外側からリサーチ(チェック)しましょう。財務面、独自性、将来性、市場環境(競合他社との比較や差別化ポイント等)、、、
大企業はチームワーク!
大企業はベンチャーと違い、組織的にチームで運営、活動します。困った時やトラブルが発生した時、チームで対応し、解決に向かいます。
苦しい時も嬉しい時も仲間と一緒に分かち合うのです。また、自分の失敗はチーム全体や上司の責任にもなります。
自分の手柄もチームや上司の手柄になる事もあります。この辺はベンチャーと大きく違うところですね。
「俺の手柄を横取りしやがって、コンチクショー!」ってタイプの人はあまり大企業には向かないのかもしれませんね。
大企業は従業員管理がしっかりしている
就業規則やルールが細かく定義されている場合が多い。従業員を管理する為の仕組みがあります。時間管理、休暇管理、給与管理、交通費管理、、、。色々な社内sysがあるのが特徴ですね。
これらのルール(管理)に従わないといけないので自由気ままにやりたい人にとっては多少窮屈に感じるかもしれませんが、社内sysが充実している方が安心と言う方もいらっしゃるかと思います。
何故、このように管理体制がしっかりしているのでしょうか。それは沢山いる従業員の中には時としてルールを逸脱してしまう人がいないとは限りません。最悪、社内の不祥事がリークすると、社会的信用を失いかねません。
事故や事件を防止する為の対策として、そのような事象が発生し得る環境を作らないという目的があります。また、万一何か発生した際に管理されている事で履歴が追えるようになっていたりするわけですね。
会社側の管理が甘かった。と指摘を受けないようにしておかなければなりません。ベンチャーと違い、このような管理コストが増えてしまったり、コンプライアンスを遵守する為に動きが遅くなりがちなのは大企業の宿命ですね。
ベンチャーと違い、大きな会社になればなるほど、事故や事件等が発生すると社会への影響も大きくなり、目立ちます。これは大企業の怖いところでもあります。

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大企業、時には憤りを感じる事もある!
大企業の特徴として、納得の行かない不条理な事が起こる時があります。これは人数が多ければ多いほど、会社全員の事を考慮出来ないため不公平な事が起きてしまうのです。
人間関係のパワーバランスや自部門の声の大きさも影響します。また、要領のいい奴に一杯食わされてしまう事もあるかもしれません。
とにかく若い時は自分もそうでしたが、こういうのがあると悔しい思いをするかもしれません。ただ、そこは多少我慢が必要です。
サラリーマンってのは多かれ少なかれ、そういう場面は必ず来るもんだと思っておいて下さい。それを天秤にかけられるだけのメリットも確かにあるはずです。
また、大企業で出世するには実力は勿論ですが、運や巡り合わせも必要です。派閥の影響もあるかもしれません。同期が先に出世しても決して妬んではいけません。
それは自分の実力か運のなさか?粛々と自分のやるべき事に集中しましょう。そして、どんな時でも同期は大切にした方が良いと思います。
自分が困った時、悩んだ時、上司や同じチームには相談し難いような時、立場や役割が違っても、同期はきっとあなたの悩みを聞いてくれるでしょう。
大企業に向いてる人
変化よりも安定志向、少人数でちまちま飲むよりも大勢で宴会する方が好き、スポーツは団体競技をしてきた、マナーやお作法/日本の文化はとても大事だ。
まとめ
さあ、色々好き勝手な事を書きましたが、どうでしたか?イメージ沸いたでしょうか?実際入社してみると、ここには載せてない良い事も嫌な事も沢山あるでしょう!
賛否両論あるかと思いますが、よく考えてみて下さい。企業の詳しい情報を有料でリサーチしてくれるサービスも世の中にはあります。
サラリーマンやOLさんなら知ってる方も多いはず。個人向けのサービスもあるんですね。
個人的には、若いうちはベンチャーの方がいいのかな?と思います。やり直しがききますしね。とは言え、今後の人生を左右する大事な分岐点です。
血反吐が出る程、納得がいくまでよーく考えてみてください。そしてもし、仮に失敗しても、それは失敗ではなく勉強だと思ってください。
あの時あれだけ考えて考え抜いた結果なんだ!そりゃ仕方ない。後で後悔しないように、後で言い訳が出来ないように、今やれる事は精一杯やってください。
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